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雨傘的年間百合アウォードin2004

雨傘的年間百合アウォードin2005

7&Y書店

7&Y書店(18禁支店)

以下百合度の高いもの、あるいは作品的におすすめなものの簡易リスト。


スパーク!!ララナギはりけーん 1
(もりちかこ) 
百合度★★★☆☆バレーボールのでこぼこコンビのお話。少女漫画や馬鹿漫画が好きな人は必見。馬鹿馬鹿しくてひたすら楽しいお話です。いつもおどおどしてるララが可愛いなぁ。なのに1巻ラストでは急にナギにラブラブになってしまって人が変わります。この豹変振りがまたツボ(笑)。2巻 3巻 4巻

くちびるためいきさくらいろ
(森永みるく)
百合度★★★★★最強百合短編集。
もうすこしがんばりましょう
もうすこしがんばりましょう
(山口舞子) 
百合度★★☆☆☆女の子しか出てこないほのぼの少女漫画。恋愛話がないので百合的にはそれほど高くすることは出来ませんが、百合好きにはかなりおすすめな内容です。百合度がそれほど高くなくても「あずまんが大王」同様、百合好きなら誰でも楽しめる作品です。むっちゃん激ラブ。 2005年の雨傘的百合物件年間MVP!!2巻

LOVE MY LIFE
(やまじ えびね) 
百合度★★★★★百合というかビアンもの。レズビアンの現実問題などを扱ってます。この手の話としては、それほど説教くさいわけではなく、テンポも独特なものがある。萌えるような絵柄ではないが性描写もある 

BLUE DROP―吉富昭仁作品集
百合度★★★★★SF的な百合。脱がせて押し倒す展開が多い。ややエロ。続編希望。同じ作者さんの作品でアニメ化もされた「RAY」という作品にも女子同士のキスシーンとかあります。
スケバン刑事if
スケバン刑事if(和田慎二)
百合度★★★★☆誕生日プレゼントをあげたり、ふたりで一緒に裸で寝たり(いやセックスはしてないと思いますが…笑)、一緒にお風呂に入ったりと、何かと百合っぽいシーンが多いです。「この部屋であたしと一緒に暮らしなさい」……しびれる台詞ですね(笑)。男性も全く絡んでこないので、そういうのが苦手な人も安心。 

征服魔呼ちゃん
(みなづきふたご)
百合度★★★★★

かみさまお願い
(南Q太)
百合度★★★★☆


カーミラ
 
百合度★★★★★ 百合……というかビアン系。いわば「裏」百合姉妹といったところか(笑)。♀×♀度は最高潮。正直エロすぎてついていけないしコメントも何を書いて良いやら(笑)。小説系が充実していて良いですね。漫画はレディコミ系だったりアメコミ系だったり。最初の方はアングラっぽかったけどだんだんとっつきやすい内容になっていったと思います。
雑誌は普通の本屋にはまず売ってないのでイーエスブックスとかamazonとかの通販を利用してください。

コミックHi-t ジョシコーセーアンソロジー
百合度★★★★☆タイトル通り女子高生モノの成年向けアンソロジーです。 百合度の高い作品を4編も収録していて大変お買い得。 一応男性向けのアダルトアンソロジーですが、該当作以外も桐原小鳥、流星ひかるなど起用していてそれほどハードなものもなく、男性向け色は弱いです。エロが好きなら女性でも読める範囲でしょう。私も楽しめました。
・「転校生」(へっぽこくん)同性に人気があってラブレターをもらったり女の子と学校でHするのが日常の女の子好きの主人公美幸が、転校してきた娘にアタックをしかけるもののなぜか、かわされてしまいます。 結局転校生がなびかなかったのは小さい頃一緒に遊んだ記憶を忘れてしまった主人公に対して拗ねていたからというオチ。思い出した後はラブラブになって幼い頃のようにお医者さんごっごをしたりして身体を重ねます。
・「a scar」(ありまなつぼん) 百合度★★★★★ 自分の溢れる気持ちを抑えきれなくなった主人公が、引っ越してしまう親友に、「ごめんね。気持ち悪いって思うかもしれないけど、私宇海のことが好きだったのよ」と告白します。 「ごめんね、親友って気持ち裏切って」という主人公が切ない。 「言ってみて私に出来ることはなんでもするから」と宇海に言われ「私に印をちょうだい」と自分の処女膜を破ってくれるようにお願いします。 「宇海は私を置いて行ってしまった。身体に刻印と、心に甘い思い出を残して……」 ラスト出発していく宇海とお別れのキスをするシーンが印象的です。
・「Shift」(翻田亜流) 百合度★★★★★ 卒業を間近に控えた女子高生が気になっていた男の子の事をすっぱり諦めて髪を切るお話。髪を切った親友を慰めようと「私を代わりにしても良いよ」と押し倒します。 「このりに拒まれたらって思うと怖くって……」と泣き出すマチにこのりも気持ちを受け入れて、体育倉庫で身体を重ねる展開になります。
ピュアレズ4時間DVD 百合度★★★★★2005、2004年に発売されたレズAVを簡単にまとめた雑誌+DVD。とりあえず男は全く出てきません。AVを1本1本チェックする気力はないが全体をざーっとチェックしてみたいという人にはおすすめ。中には当然ハードなものも収録されてるのでそのへんは注意。

FLAT STYLE
百合度★★★★☆貧乳アンソロジー第1弾。百合な作品がたくさん収録されています。

FLAT STYLE 2
百合度★★★★☆貧乳アンソロジー第2弾。2巻も百合な作品がたくさん。

レズデラックス
百合度★★★★★時々男も出てきますがメインはあくまで百合な作品集。「毒入りみるくプリン」(Nene)が一番好き。この作品はTLとしてもいけそうですね。あと「迷子のウサギ」、「DRIVING NOW」も良いですよ。全体的にしっかり絡んでる作品が多いです。キス描写も多いし。百合アンソロジーとしては及第点。まぁさすがに「少女セクト」には及びませんがこちらも百合好きなら一見の価値があります。 続きを読む

レズビアンExcellent
百合度★★★★★・「そのきにさせないで」(つつみあかり)百合度★★★★★酔わせて縛って犯そうとする話。ただ結局縄もほどいてやろうとしていた道具プレイもやめて和姦っぽくラブラブエンドっぽいです。ページ数は少ないですがおすすめ。公式サイトで画像が一枚見れます。この作家さんはTLレーベルで単行本を1冊出していてちょうどそれを買ったことがあるので私も知っています。さすがにTLにしては激しい部類に入ると思いますがまあ悪くなかったですよ。・「彼女は彼」(金目鯛ぴんく)百合度★★★★★テニス部の部員が部室で怪我した相手を介抱してたら妙な雰囲気になって流されて……という話。後半道具プレイが出てくるところは評価が分かれるところだと思いますが、前半は良かったです。・「れずびあん・クラブ」(有村しのぶ)百合度★★★★★新体操部の部員と顧問がレズ関係ではないかという疑惑を確かめるために潜入捜査するものの逆につかまって新体操部の乱交に参加させられてしまう新聞部の娘の話。新体操部で百合という、ありそうであんまりないテーマを扱ってるのが良いです。つつみあかりの作品は良かったし、金目鯛ぴんく、有村しのぶの作品もまあまあなんだけど男性向けすぎて趣向が合わないのか正直後半の作品は読めたものではなかった。「レズレイプCLIMAX」よりかは良いと思いますが、これよりは「レズデラックス」のほうがおすすめ。

レズレイプCLIMAX
百合度★★★★★ぶっちゃけエロ物件というかネタ物件ですね(爆)。エロとして使えるかどうかは男性向けは苦手な私には分かりませんが、ネタとしてはちょっと面白かったです(笑)。いくらなんでもこの古さはないだろうよ。少なくとも10年以上は前の作風です。「レズレイプ」というからには同意の上で結ばれる作品はないです。どれも一方的に押し倒します。ただまぁ暗い殺伐としたオチでなくて良かったけどね。全部80年代風のズッコケオチ。こういう馬鹿馬鹿しい話は嫌いではない。・「粘液スキンシップ」(豊玉つくし)百合度★★★★★この作品がこのアンソロジーの中では一番良さげかなぁ。主人公が通う女子専門学校では毎日クラスメートがところかまわず「スキンシップ」と称してキスしあったりそれ以上をしたりするのが慣例。最初そんな慣習に嫌がってる主人公ですが、結局片想いされてる娘などに押し倒されディープにキスされ怪しげな薬を飲まされたりして2人がかりで攻められます。この作品は道具は薬以外出てこないか。続きを読む 



SENSITIVE
亜麻木 硅
百合度★★★★☆・「SENSITIVE」百合度★★★★★芹香・智美……なんとなくこのキャラクターは見覚えがあるような気がする。多分「放課後はENDLESS」に入っていたものの続編か何かじゃないかと思いますが……今ちょっと手元に「放課後はENDLESS」が見つからないのでよく分かりません。告白してきた下級生に別れの餞別を贈るためキスをしてあげたらその現場を恋人に見られて拗ねる相手に体で慰めてあげる話。登場人物も全員女の子で百合的には何の問題もなし。貝合わせ等のプレイありつつキスもちゃんとしてるところがこの人の作品の良いところです。・「土曜日の午後は……」百合度★★★★★意中の娘をゲットするため部屋に引き込んで自主制作のレズビデオを見せてその気になった娘をいただくお話。冒頭レズビデオを観つつ役の娘を意中の娘にダブらす主人公が良い。またこの話にも芹香と智美がビデオ中で出演してますね。キャラクターへの愛情が深いのか、この作者さんの作品はクロスオーバーが多いです。

エア・ヘッズ
(荒尾 マサキ)
百合度★★★☆☆前半、なにかと女同士のHシーンがあり、わけのわからんマニアックなプレイも出てきます(笑)。絵柄はかなりレベルが高い。後半は♂も絡んでいまいち。

Tokyo Pop
(井上 眞改)
百合度★★★★☆百合姉妹、百合姫にも登場してるふたりらしきつかさとまっちんがこちらにも登場しています。
百合なシーンは多いが、絵柄、ストーリーともにやや雑な気がする。しかしこういうのがノリが好きという人もいるでしょう。このへんは趣味の問題か。

スイッチを入れて
空木 朔子
百合度★★★☆☆ティーンズラブ百合に興味があるという人は是非。百合度も高くクオリティ的にも申し分ない作品を収録してますのでTL百合入門にはうってつけの作品だと思います。TLで一本選べ、と言われれば迷わずこの作品を勧めますね。男性向けレズエロしか知らない人にはこういう作品は新鮮に映るのではないでしょうか?話はえっちなんですけど、ちゃんと女の子の視点から話が描かれているところがすごいです。・「バイブスイッチ」百合度★★★★★えっちなことに興味はあるものの学校ではお堅いイメージを破れずにいる委員長が、ある日大人のおもちゃ(ローター)を生徒から没収したことからその生徒(ゆふ)とえっちをしてしまうお話。・「ナツスイッチ」百合度★★★★★「バイブスイッチ」の続編です。続きを読む
とわ缶―大島永遠作品集
とわ缶―大島永遠作品集
 
百合度★★★★☆笹屋敷学園の新体操(ローズヒップ)部では、2年生が1年生を個別(マンツーマン)で徹底教育するのが伝統。後輩は先輩に身も心も捧げ、契りを交わした2人の間には絶対的な信頼関係が築かれる。話は設定どおり、「マリア様がみてる」とか「おにいさまへ……」なんかと通ずるソロリティものですが、この手の作品が大抵そうであるように、シリアスなんだかギャグなんだかいまいちよく分からない内容です。先輩が後輩を指導する……といいつつHしまくりなので、Hシーンは満載です。個人的にはHシーンは少ないけど番外編が良かった。相手の男性がちょっと男っぽいので、そのへんは評価が分かれるところかな?私は好きだけど。というわけで「ローズヒップダイアリー」は私の中ではかなり評価高いです。男も全く絡まないし。惜しむらくは、その他の収録作品が全く面白くないということでしょうかね。ちなみに「ローズヒップダイアリー」が単行本全体に占める割合は1/3ちょいくらいです。  

MAKA-MAKA 1
(岸虎次郎)
百合度★★★★★オールカラーの百合漫画。全編女の子同士が絡み合うシーンの連続ですが、精神的な部分も描かれていてかなり良いです。【本文一部抜粋】二人にとってセックスはコミュニケーション。通じあえる相手をお互いが気持ちよくする、それが男でも女でも恋人がいてもいなくても関係ないこと。二人にとって友人ーMAKAーMAKAとはそういう意味。だって好きなんだもん。 

MAKA-MAKA 2
(岸虎次郎)
百合度★★★★★全編カラーなので少々値段が高くても損はしないと思います。とにかく内容はラブラブでエロエロなので、そういうのを期待する人には満足のいく作品に仕上がってると思います。ただHシーン満載だからといって完全に男性向けかというとそうとも言い切れず、電撃系やきらら系とは明らかに雰囲気が違います。もちろん少年漫画的もなければ少女漫画的でもない。ロリ度もないしスタイリッシュだし、リアルなのでビアン向けな雰囲気もあります。女性でもエロが大丈夫な人なら読める人が多いのではないでしょうか。ただビアン的要素もありつつ主人公のふたりの女性にはお互いに男性の恋人がいる設定です(作中には出てこない)。男性とも付き合うけど、一番信頼しあってるのは女性同士、という関係。なんとも不思議な作風の作品ですね。どういう作品なのかは口で説明するのは難しいですので実際にその目で確認するのが一番良いでしょう。。

少女セクト
(玄鉄絢) 
百合度★★★★★ 成人向けの完全百合漫画。成人向けなのにこの作画クオリティの素晴らしさはなんぞや!Hありの百合作品としては過去最高の出来でしょう。Hあり作品が嫌いな人には無理にすすめませんが、Hあり百合作品が好きな人は買って損をすることはまずないと思います。この作品、成人向けに載っている作品とは思えないほどクオリティが高くて非常におすすめです。男性は全く出てきませんでした。あまりロリすぎず適度に等身が大きいのも個人的にはツボ。やはり人間の体に近いほうが良いですよね。男性向け雑誌に載っていたとはいえ、汁まみれでドロドログチャグチャということはないし、女の子がめちゃくちゃ酷い目に合うわけでもなく全体的に品のあるえっち描写なのでエロが好きなら女性でも読めると思います。続きを読む 

少女セクト 2
(玄鉄絢)
百合度★★★★★百合好き待望の単行本第2巻です。2巻は描き下ろし多数収録ということでページ数も多く(200ページ超)、結構ボリュームがあります。おまけ2には内藤ちゃんが転校して思信と結ばれてから数年後の姿が描かれています。真弥と3人で同棲しているふたり。思信と内藤ちゃんは会社に勤めているようです。「思信、子供欲しいの?」と聞かれて「桃子の子だったらね」と答えるふたりの幸せそうなやりとりが良いです。カバー裏にはなんと表紙のふたりのパンツはいてないバージョンがあります。よく見るとフローリングの床の上に寝転んでいて、ふたりが同棲生活をしていて、幸せな様子が窺えますね。こういうのは1日5ページくらいで我慢して1ヶ月くらいかけてじっくり読むのも面白いんじゃないでしょうか。この作品は「マリア様がみてる」などと違ってキャラクターが自分の気持ちをくどくど言葉で説明することはないので、「精神的繋がりの描写が薄いんじゃないの?」と疑う人もいると思いますが、軽妙なやり取りの中にもキャラクターの心情を推測することは充分出来る作りになっていると思います。こういう作品から何か深い心理描写を感じとるのは読者の想像力次第。何もないと切り捨てるのもまあ別に自由です。思信や内藤ちゃんはお互いを特別な存在だと認めながらも、他の娘との肉体関係も楽しんでいるので、浮気を一切許さないというタイプの人には批判されそうですが、私はこういう関係もアリだと個人的には思いました。続きを読む

華!愛舐女学院(黒河澪)
百合度★★★★★

ガマンできない!?
(相模ひな)
百合度★★☆☆☆・「True Wish」(百合度★★★★☆)男性とHをするのが怖い主人公はHの時だけ双子の妹と入れ替わっています。妹は主人公の彼氏とHしたあと主人公に触れたがり、「ごほうびちょーだい」と主人公とHをするのが習慣。 はじめは彼氏に嫌われたくなくて入れ替わっていたのにいつの間にか妹とのHに溺れてしまって、トラウマを克服する気もなくなってしまった主人公。意を決して彼氏と絡んでみようとするものの、乱暴で力強い彼氏の手に「侑(妹)と違う!」と結局拒んでしまいます。 「侑の手はあんなに気持ちいいのに」 「侑とならすごく感じられるのに!」 そんな主人公に妹は優しく 「唯にはあたしがいればいいでしょ」 背徳の関係は続いていくのでした。 ストーリー上男性が絡んでるのと主人公が過去にいたずらされそうになったことを考慮して百合度は★4つとしましたが、ほとんど男女のHシーンの描写もなく、実際にはあらすじを読むより百合度は高く感じます。 双子はお互いに愛し合ってるといって差し支えないでしょう。
お願い鈴音ちゃん!(すどおかおる) 百合度★★★★☆ 途中男が絡んでしまうのは商業誌の制約が感じられるが、作者さん的にはやはり百合展開にしたいという意思は感じられる。しかし絵柄はうまいので男性向け百合作品が好きな人ならやっぱり「買い」。

迷宮秘宝館
(千之ナイフ)
百合度★★★★☆

E−G−TOWN こどもたちの街
(SOFTCHARM)
百合度★★★★★全編にわたって少女……ではないな幼女たちが絡みまくり。(ランドセルも背負ってるよ!)男に犯される少女が回想シーンで出てくるところと、幼女に乗り移った兄貴に犯される少女のお話があるところが百合的にはマイナスですが、それ以外はずべて幼女×幼女だらけ!8〜9割くらいは百合です。ロリロリだしエロいしエグイし、そっち系が好きな人にはたまらない作品ではないでしょうか。ひょっとしたら2004年に発売された百合作品の成人部門では、最も百合度が高い作品かもしれません。これと対抗できるほど百合度が高い作品っていうと「MAKAーMAKA」と「百合姫」くらいしか思いつかんなあ。でもこのふたつは成人向けマークすら張ってないから、やっぱり過激度ではかなり落ちるでしょう。やはりハードロリ路線というジャンルではこの「E−G−TOWN」は他の作品を頭一つ抜け出している感があります。しかしやっぱりというかなんというか、私には合わなかったです(苦笑)。

Super Love Potion
(ぢたま某)
百合度★★★★★「まほろまてぃっく」などで有名になった作者さんが以前に描いていたエロ漫画です。こちらで少し内容が見れるようです。最初から最後まで百合がメインの単行本です。表題作以外は収録されてません。もちろんエロ漫画なのでそういうシーンはてんこもりですが、自分が女の子であるにもかかわらず女の子に恋をしてしまって葛藤する姿や、同性愛者であることを周囲から迫害されつつも相手との絆を大切にするところとか、好きな女の子以外とのキスを気持ち悪く感じてしまうところとか、意外に純愛で精神面もちゃんと描かれてあります。ふた○り娘の絡みシーンが2回ほどありますが、すぐ舞台からいなくなってしまいますし、それだけで百合度を減らすほどのこともないでしょう。ただ、この作者さんの特徴としてキャラクターがロリなことと、尿関係のネタが多いことは好みが分かれるところかもしれません。一応相手の娘は胸はあるんですが……やっぱり体つきが全体的に幼い印象ですね。グロとまではいきませんが、結構描写もリアルというか露骨なところもあるので苦手な人は注意してください。表紙は見ての通りそれほどの露出はないものの、裏のほうはふたりが裸で映ってるのでレジに持っていく時は注意(笑)。葛藤しつつも最後はラブラブになっていく展開が熱いので、成人向け漫画の百合としては名作といっても良いでしょう。BGMは当然Super Love Lotionで決まり!


気分はプリンセス
(野村花壇)
百合度★★☆☆☆

ULTRA SWORD
(林家 志弦) 
百合度★☆☆☆☆ 話がすごく面白いですよ。「はやて×ブレード」も面白かったけど、こちらのほうが毒がある分、面白さが凶悪で笑えます。R−15指定ということで成年マークはついてないんですが……どうなんでしょうね。私は結構エロいと思いましたが。でも他のレビューなんかみていても、「実用性はない」とか「エロ目的だと期待はずれ」とかいうレビューが多いですから、やっぱり私の基準のほうがおかしいのかなあ。さて肝心の百合度ですが、これが非常に微妙な内容です。もろ百合な人もいるんですが、その人は誰とも結ばれる事なく、単なるギャグキャラになってしまっているんですよね。で、その人以外に絡みまくってるシーンもあるんですが、それはほとんど生えちゃってる(つまりふたなり)んですよ。ただこの作品、私個人は非常に気に入りました。ふたなりも好きと言う人は是非買っておくべきでしょう。(といっても私自身そっちは専門ではないのであてにならないかも)  

レンズのむこう
(日坂水柯)
百合度★★★★☆タイトル通り収録作品は1編を除きすべて眼鏡っ娘の登場する話で、該当作も先生の方が眼鏡をかけています。
この作品、絵柄は女性向け同人誌的で、それでHメインの話……となるとティーンズラブ的なものになりそうなものですが、そうはならず、きゃぴきゃぴしたところがなくて落ち着いた雰囲気でエロティックな話を描いているので若い女の子でない大人読者でも楽しめると思います。エロスがメインの作品ではありますが同人誌に掲載されていた作品ということで、商業誌的なサービスシーンという感じではなく、本当に自分の描きたいエロスのシチュエーションを描いているという感じで良いですね。咬まれた傷跡を舐めて直そうとしたり、バーゲンでお互いに相手の服を買ってきたり、露出の高い下着を相手に着せようとしたり、お酒を飲ませて相手をHな気分にさせようとしたり、ふたりで猫飼っていたりと、ラブラブな百合カップルの日常が描かれていてかなり良い作品です。続きを読む

Telephone Peeping 1
(ほりもとあきら)
百合度★★★★★♂がほとんど登場せず、冒頭へテロのネット画像がありますがそれ以外、絡みはすべて女同士です。話は小学生女児がひとりえっちしてたところを目撃されて、それをネタに脅されるという、まぁエロ漫画にはありがちな展開で話は進みます。しかし脅迫して犯してるのが♂ではなく女子児童の通ってる学校の女教師というところがすごい。以下野外Hを強要されたりピアッシングされたりと陵辱の限りをつくされます。基本的には大きいお姉さんが小学生女児をいたぶるという内容で、かなりハードです。苦手な人はさけたほうが良さそうですが、ロリSM百合が好きな人なら迷わず買っても良い作品でしょう。サンプル

Telephone Peeping 2
(ほりもとあきら)
百合度★★★★★男が絡むシーンが3つほどあって百合度は1巻ほどではないですが、でもやはり高いですね。8割以上は女同士です。女教師が女子大時代女に走って後輩を連れ込んではレズっていたエピソードや、その後輩の姿を覗いていた妹がレズSMに目覚めて姉を犯すエピソード、さらにその妹がすっかりレズSMに目覚めてしまい、通りすがりの小○○や友達、目当ての美少女などを次から次へと犯すエピソードとか、委員長が誕生日を祝ってもらってそのままクラスメートと絡んだ後ひどい目に合う展開とか、教室で○学生が乱交を続けるシーンとかが収録されていて百合度は非常に高いです。サンプル

Honey Punch
翻田亜流
百合度★★★★☆作品は全体的にロリ絵ですが、それほど男性的な雰囲気はせず、また悲惨な話もないのでとっつきやすい内容となっております。完全に百合なのは3本。それ以外にも女の子同士絡んでる作品がいくつかあり、作者さんが相当百合属性が強い事をうかがわせます。作品をみても百合がお好きであろうことは伝わってきますが、あとがきにはさらに「女の子同士モノを描きたくてエロ道に入った」「『女の子同士モノ描いてイイよ〜』と言われてすごく浮かれて描いた」などと書いてあり、作者さんがほんとに百合が好きなことが伝わってきますね。是非今後とも応援したい作家です。書き文字の雰囲気からして女性作家さんなのかな?ロリ絵とはいえ男性向けにありがちな寒い展開はないのでロリ耐性がそれほどない人(私とか)でも安心して読めると思います。余談ですが裏表紙では裸の女の子ふたりが抱き合っています。表紙もみての通りだしレジに持っていくのに抵抗ある人はいるかも。各話詳細

百合姫
三国 ハヂメ
一応男性向けレーベルですが作者さんはティーンズラブ作家さんなので男性向けか女性向けかは半々といったところ。女の子同士ものが半分、ふたなりものが半分という構成です。同人誌などで掲載されていた♀×♀作品を収録してます。Hはありあり。男性は全く出てきません。バニーさんのお話とか、ほのぼのしてて良いですね。うさぎは私も好きだ。メイドさんが「攻」というのは面白い。私もメイドさんは「受」だと思い込んでました(笑)。 百合度★★★★☆ 

女同士のSEXマニュアル
(三井京子)
百合度★★★★★女同士のSEXの実践の仕方を詳しく書いたマニュアル本です。とはいえ別にビアン向けというわけでもなく、ビアンでなくても女同士は気持ちいいから楽しんじゃおう!という軽いコンセプトのようです。ルームシェアリングしてる相手と毎日女同士のSEXを楽しんでる筆者が、モデルさんに実際の女同士のSEXを実践してもらう形で進行していきます。 筆者曰く「ルームシェアの相手はお嬢様育ちの女子大生です。勿論女同士のSEXを楽しんでいます。女同士ですから、彼女の田舎のご両親も安心(?)していることでしょう(微笑)」。写真多目ですがモデルさんが綺麗なので良いです。 女同士お酒を飲んだりわい談などをしつつ、ふざけて胸を触ったりしつつ次第に本格的なHへ……という冒頭の流れが良いですね。後半は道具なども使ったプレイを紹介していてちょっとハードすぎるかなぁと思いましたがこれは好みの問題か。あとがきによると仕事が終わったあとはモデルの2人と筆者と筆者のルームメイトの4人で4Pを楽しんだそうな。

メア
(森永 みるく)
百合度★★☆☆☆森永先生の作品でホラーというのは新鮮で良いな。百合度はめちゃくちゃ高いわけではないですが、ラストはなんとなく百合っぽい終わり方になっています。
シーラ日記 (結城 稜) 百合度★★★★★ 絵柄が少々キツイですが百合度はかなり高いです。


マリア様がみてる(長沢智)
百合度★★★★★ 巷で流行してる百合作品、『マリみて』の漫画版。「『マリみて』って何?小説は活字が多くて読めない」という人には丁度いいと思います。やっぱり少女漫画の明るくて動きのある展開はいいですやね。小説、アニメ、CDドラマ、同人誌などいろいろなメディアで展開されてる『マリア様がみてる』ですが、私のイチオシはこれで決まり! 5巻のレビュー。

voiceful
(ナヲコ)
百合度★★★★☆
最後の制服 1 (1)
最後の制服 1(袴田めら)
百合度★★★★★う〜む素晴らしい。百合的にも作品のクオリティ的にも文句なしの出来です。・「はちみつ色の寄宿舎にて」紡と紅子の百合小説を書き上げて本人に渡すあやしい女生徒。「これお2人で読んで頂きたいんです」嫌がらせなんだかなんなんだか……。(^^;結局本当にふたりで読むことに。「確かに恥ずかしいけど……紡ならいいかな」「やだあ照れてる?」ラブラブエンドです。・「王様と私」王様ゲームの話。当然結果は紡と紅子でキスですよ。「紡は私が相手だとイヤなの?」と紅子。固唾を呑んで見守る周囲の女子達。停電の間にこっそりキスするふたり。しかし顔の赤い紡をみて皆にはバレバレになってしまいます。・「魔女の毒薬」おまじないをしつつお菓子を作る杏。「紡先輩から話しかけてもらえますように」「手をつなげますように」「抱きしめてもらえますように」「キスできますように」「彼女のからだを……私の自由にできますように」願いはどんどんエスカレートしていきます。続きを読む

魔法少女リリカルなのはA's(都築真紀, 長谷川光司)
百合度★★★★☆

ストロベリーシェイクSWEET 1
(林家志弦)
百合度★★★★★記念すべき百合姫レーベルからの単行本第1弾。

はやて×ブレード
(林家志弦) 
百合度★★★★★ 「はやてくろすぶれーど」と読むのか。「はやてかけるぶれーど」だと思い込んでたよ。つか「はやてさん(攻)」と「ブレードさん(受)」のカップリングのお話……じゃなかったの?(笑)。帯のコメント「攻めるも乙女×受けるも乙女。女だらけのチャンバラコメディ」完全に最近の百合ブームを狙ってますね(笑)。帯の紹介のとおり、中身も非常に百合度が高く、男性もほとんど登場しません(舞台が女子校だし)。ふたり一組で行う「星奪り」には「刃友」と呼ばれるパートナーが必要。というわけで主人公が相手に熱烈に申し込む話。ところで主人公の双子の姉妹はまだ登場せんのか。待ち遠しいぞ。4巻のレビュー。

苺ましまろ(ばらスィー)
百合度★★★★☆子供同士いちゃいちゃしてます。2巻以降、アナ登場で百合度がさらにアップしています。

ピエタ(榛野 なな恵)
百合度★★★★★ 百合好きの間ではかなり評判の良い作品。お互いにお互いを必要としてるところがドラマティックですね。私的にはちょっと重すぎるというか……あんましお互い依存しすぎる関係はやや苦手かな〜。  
秘密の花園
秘密の花園(藤井みほな) 
百合度★★★★★表紙は女の子同士で結婚式ですか。いきなり飛ばしてますね(笑)。「りぼん」でここまであからさまな百合作品を連載できたのは快挙です。私、連載中は年齢を省みず「りぼん」購入してました(苦笑)。主役のふたりはもちろんだけど、脇役の姫子が好き。 

いおの様ファナティクス
百合度★★★★★

降っても晴れても
(藤村真理)
百合度★★★★☆猛烈にアタックする比呂に対して、主人公が全然なびかないので百合好きにはいまいち評判は悪いですが、それはそれで理解出来ます。女の子同士くっついて欲しいのは百合好き共通の思いですからね。でも比呂が凪の髪をチョッキンと切っちゃうシーンとか、比呂の部屋に凪の写真が一面に貼り付けられてるシーンとか、ふたりで家出しちゃうシーンとか、印象的な場面が多いので私は個人的にかなり好きな作品です。ラストは百合エンドに見える。  

少女革命ウテナ
(さいとうちほ)
百合度★★★★☆少々男性がウザイですが、ウテナとアンシーの関係も良いので、これも外せない作品でしょう。ウテナが攻めか、アンシーが攻めか、そこが問題だ(笑)。 
シーツの隙間/ラブ・ヴァイブス
シーツの隙間/ラブ・ヴァイブス (桜沢エリカ)
百合度★★★★★新装版は未読ですが、「シーツの隙間」「ラブ・ヴァイブス」共に百合なお話でした。ビアン系かな?そんなに堅い話でなく、そっち系が苦手な人も読めると思います。余談ですがタイトルはアイズレーブラザーズの「ビトゥウィーンザシーツ」ですよね。「Love My Life」といい、ビアン系はなぜかこの曲が好きらしい(笑)。私はアイズレーのもっとソウルフルなロックが好きなんだけどね。

落花流水
(真田一輝)
百合度★★★★★

みんみんミント(士貴智志)
百合度★★★★☆ あんまし中身のない漫画ですが、私はこういう馬鹿馬鹿しい話は好き。士貴智志は『光と水のダフネ』というアニメの原作もしてます。こちらも女の子ばっか出てくるちょっとお馬鹿な作品で、管理人イチオシです♪ 

初恋姉妹
(東雲水生)
百合度★★★★★
海の闇、月の影(篠原千絵) 百合度★★☆☆☆ 克之さんをめぐって双子の流水、流風が激しく戦います。愛憎でどろどろした中にも、ふたりの離れられない絆が感じられます。初めはただの悪役だった流水が、中盤になるについれて、孤独な精神面を見せ始めるのが見所。

青い花
(志村貴子)
百合度★★★★★
PUREまりおねーしょん (1)
PUREまりおねーしょん (1) (高木信孝)
百合度★★★★★アンドロイドのあのんが友達を100人作るために女学園に通うお話。萌え系の百合が好きな人は要チェックでしょう。男も出てこず、安心してひたすらまったり楽しめます。2巻は1巻に比べても恐ろしく百合度が上がっていて甘々です。告白あり、抱きつきあり、一緒にお風呂あり、女同士の嫉妬あり、ラストは結婚式でおまけに誓いのキスまでしてしまいますか。いやはや、ここまでくると何も言えませんね(笑)。百合姉妹に載っけても充分通用する作品でしょう。話はひたすら「萌え」を追求していて、リアリティのかけらもないのですが(主人公がアンドロイドという設定がリアリティのなさをさらに加速させている)、しかしまぁ別に必ずしもリアリティがなければ作品として優れてないと断定するのもくだらないですし、これはこれでいいんじゃないかという気もしてきました。Hなシーンというわけではないですが、肌を露出するサービスシーンなんかもふんだんにとりこまれており、「萌え系」の百合のなかでは最高峰に位置する作品じゃないでしょうかね。 

ストロベリーパニック!(たくみなむち)
百合度★★★★★

さくらの境 1
(竹本泉)
百合度★★★★★玄鉄絢先生も同人誌を描いたということで気になったので買ってきました。話の起伏は全くなく、女の子同士ひたすらいちゃいちゃしてる日常生活が描かれています。百合度高いです。2巻のレビュー。

トランジスタにヴィーナス(竹本泉)
 
百合度★★★★☆キスシーン(♀×♀)が多めで良い。竹本泉ファンなら迷わず買うべき。   

ガッチャガチャ(橘裕)
百合度★★★☆☆ 女子のブルマー姿をにやにやしながら眺める素子さんがいい味だしてます(笑)。さらにその素子さんに執着する姉の可菜子さんも。少女漫画らしく可菜子さんの感情はかなりドロドロしてますが、百合度はかなり高いです。主人公が男狂いなのが惜しいな。素子さんが男性向けエロゲーにハマってる場面はめちゃくちゃ笑えます(笑)。この作家さんは『もしかしてヴァンプ』といい、結構百合属性があるような気がするな。続きを読む。

ホームメイド(谷川史子)
 
百合度★★★★☆ 百合的にはこちらの2巻がメイン。冒頭で1巻部分は説明されてるので2巻から読んでもOK。帯の説明文を抜粋しますと「ただいま主婦化まっしぐらの日和子が、買い物帰りに出会ったのは、運命の人……!?」この「運命の人」というのが小鳥のような女の子こるり。女の子同士だからといって全然違和感はありません。途中日和子の幼なじみの男とこるりが一夜を共に過ごしたことを匂わせるようなシーンがあって日和子がショックを受けるところが良いですね(結局はなにもしてなかったオチなのですが)。「よりによって葉平だなんて!」涙を流して落ち込みます。結局その後誤解も解けて和解。こるりちゃんはバレエを頑張るためにイギリスに行ってしまいますが、絆はしっかり結びついていることを感じさせます。あきらかに友情以上のものを感じさせた百合作品でした。あとがき漫画にはお馴染み長谷川潤先生も登場しています。やはりふーみんのあとがき漫画にジュングは必須か(笑)。 

神無月の巫女
(介錯)
百合度★★★★★百合度のほうは、予想したよりも高いような気がしました。確かに男とのキスシーンもありますが、千歌音ちゃんとのキスも濃厚だし、なにやら最後のほうはかなりエロい展開に突入してるし(笑)。

貧乏姉妹物語 1
(かずといずみ)
百合度★★★★☆
ようこそ小豆沢美研へ!
ようこそ小豆沢美研へ! (かつまれい)
百合度★★★★★ 可愛いものはなんでも好きなあずさという全方向百合な娘がいて、主人公のひなにいきなりハグハグしたりちゅーする時にタバコくさいと避けられると心配して禁煙したりと百合パワー全開です。26才にも関わらず幼女にしか見えない研究所の所長さんにも「(唇を)吸っても……(良いですか)」と迫るのですが、この見かけ幼女の所長さんが結構やる人で、「いいよ」と軽くいいつつ逆にずいっとせまってやりまくってしまいます。全方向の百合キャラだったはずのあずさでしたが、所長の濃厚な接吻に放心。「ちゅーがいいんじゃない。恥らうのがいいんだ」と気がつくのでした。さらにあずさに惚れてるさちという娘さんがいます。あずさとさちは言ってみれば諸星あたるとラムみたいな関係なので女の子が大好きなあずさですがさちには手を出そうとしないんですが、最後に「ちゅーして」と頼まれてほっぺにちゅっとしてあげたりして非常に良い雰囲気です。とにかく百合的には完璧といって良いような内容の4コマですので未読の人は是非チェックしてみてください。 

ゆ・め・の・は
(河南あすか)
百合度★★★★☆収録作の大半が女の子オンリーの作品集です。ガチな百合も少々。キスありの話もあり。同人誌の再録ということで、男性向け商業誌とも女性向け商業誌とも異なる趣がありますね。作風は女性っぽいですが内容はメイド、眼鏡、制服、などオタク要素が強いです。つまり創作少女同人誌ってことですね。同人誌は高くて私はほとんど買えないので、丁度良かったです。同人誌より安く買うことが出来ますし。(同人誌のほうを先に買っちゃった人は複雑な気持ちなのかもしれませんが)同人誌らしく、物語としてはあまり内容がしっかりしているものはないし、ページ数もひとつの作品につき5ページくらいしかなく、描きたいネタを思いつくままに描いているような印象です。同人誌は描きたいものだけ描くことが出来るので良いですね。あまり堅苦しく考えるとアレですが、ひたすら可愛い女の子ばかりが描かれているので、頭空っぽにして、ボーっと読む分には最適な作品なのではないでしょうか。創作少女系の同人誌が好きな人は是非〜。続きを読む

映画ふたりはプリキュアマックスハート 2
(上北ふたご)
百合度★★★★☆単行本で手に入る上北ふたご先生の作品の中ではこれがいちばんおすすめ。

問題のない私たち 3
(木村文)
百合度★★★★☆漫画版3巻が該当作。独立した話になってるので3巻から読んでほぼ把握できます。自傷癖のある少女を主人公が救うお話。前半痛いシーンが続きますが、それを過ぎればラブラブな後半が楽しめます。女子高という設定なので男性の登場率も限りなくゼロに近く、1・2巻も女の子ばっかり登場しますがそれほど百合度が高いわけではないので、百合目当てなら3巻だけでも充分楽しめますが1巻も面白いです。 

うたかた(小梅けいと) 
百合度★★★★☆これは非常〜に良いですよ。心なしか百合度もアニメ版より高くなっているような気がします。うちのサイト的には「うたかた」といえばこれが決定版!未知留ちゃんってこんなに百合度高かったっけ?機会があれば「チューしてください」と一夏に迫っています。あと一夏をめぐってバトルしたり海で溺れた一夏に人工呼吸しようと顔を赤らめつつ迫ってきたり……。一夏と舞夏も「一夏、今日もするの?」「だめ……ですか……」「ううん、うれしいよ」「あ……」のような妄想を喚起するやりとりがあります。ここは結局オチがつくのですが。浴衣を着た一夏に後ろから舞夏が胸を触るシーンなんかもあります。最後に一夏と舞夏がキスするシーンもアニメと同じくあります。ただしやおいカップルのキスシーンはカットされてました(結構なことだw)。一般誌なので露骨なエロはないですが、一般誌的なサービスシーンもあちらこちらにあります。アニメ版は暗すぎてそういうのを楽しむ気分にもなりませんでしたが、こちらは明るいせいかわりと気楽に楽しめます。  
乙女は祈る―ひみつのドミトリー
乙女は祈る―ひみつのドミトリー (紺野キタ)
百合度★★★☆☆ひとつ男性絡みの話もありますが、百合的に非常に良い作品も含まれています。  
Cotton
Cotton (紺野キタ)
百合度★★★☆☆義妹との心の交流を描いています。紺野先生の単行本の中では一番百合度が高いかな?お互い弱さを持っているのをかばい合うシーンが良い。紺野先生の作品は「同性愛」を正面から描いているというわけではないのですが、女の子同士の関係を深く描いていて、「百合」な雰囲気を満喫できます。 
ひみつの階段 (1)
ひみつの階段 (1) (紺野キタ)
百合度★★★☆☆女子寮のお話。恋愛関係には満たないけど、女の子同士の雰囲気は良い。『マリア様がみてる』の雰囲気が好きな人におすすめ。新装版に追加された短編、「Diary」が百合度高いので、旧版を持っているひともチェックしましょう。 

ふしぎ星の☆ふたご姫
(阿南まゆき)
百合度★★★☆☆

魔法のじゅもん
(あらきかなお)
百合度★★★★★
おにいさまへ(池田理代子) 百合度★★★★☆エリートお嬢さまが集まるサークルにフツーの主人公である奈々子が突然選ばれてしまうというお話。奈々子はさしずめ祐巳ちゃんみたいなもんですね。設定的には「マリア様がみてる」とかなり通ずるところがあります。しかし話の雰囲気はかなり異なります。まったりのんびりの「マリア様がみてる」と違って、「おにいさまへ」の場合何もかも大げさにドラマチックにしているので非常に面白いです。私的にはこっちのほうが好みかも(笑)。私が今までこの作品を読んでなかった理由のひとつに「おにいさまへ」というタイトルからこの作品、兄妹ものではないかと勘ぐっていたんですが、そういうことではないようですね。主人公はサンジュストさまにラブラブ。マリコさんが男性に走ってしまったのは少々痛いがやはり全体的な百合度は高い。 

ぱりあんの園
(イマイヒヅル) 
百合度★★★★★ 

回転銀河
(海野つなみ) 
百合度★★★★☆ 

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